悩みが頭から離れないすべての人に読んでもらいたい本

自分らしく生きる

「どうしても過去の彼氏が忘れられない」

「今の仕事を辞めたらどうすればいいのかわからない」

「親に何を言われるか心配で自分のやりたいことができない」

こんな思いはありませんか?

このように、自分の中にある「なにか」が原因で前に進めなくて悩んでいる方は多いと思います。

こう感じるのは、あなたは何かに執着してしまっているからかもしれません。

今回は『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる方法』を読んでみたので、その感想について書いていきたいと思います。

なにかに縛られて行動できない、不自由な状態から開放されたい、と感じるすべての人におすすめの本です。ぜひ最後まで読んでみてください。

こちらの本は200万冊以上の書籍が読み放題のKindle Unlimitedでも読めます。

執着とは?

執着とは、一定の「人」や「もの」あるいは「状況」に心がとらわれ、離れようとしない状態を指します。

出典:『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』

筆者によると、人が抱える悩みの多くはこの執着が関係していると言います。

自分では気づいていなくても、悩みの元は何かに対する執着だった、なんてこともありえます。

私はこの本を読んで、自分も何かに執着してしまっていたことに気がつきました。

かつては海外に住んで馴染めなかった苦い経験を無駄にしたくないと思い、外国語を中心としたお仕事をするべきだと思っていました。

また、安定性を重視して正社員になるのが当たり前だと思っていました。

私は海外に住んだ経験を無駄にするべきではないと思っていました。

結果、過去の経験や安定に執着するあまり、選択肢を狭めて望んでいないお仕事をすることになっていました。

執着を手放したことで過去の経験を手放して新たな業界に転職し、今は派遣社員として自分らしく働けています。

『執着を手放して「幸せ」になる本』の特徴

この本は主に7つの章からなります。

『執着を手放して「幸せ」になる本』の構成

第1章 あなたをとらえる「執着」の罠

第2章 執着に映し出される「感情」

第3章 自分を傷つける「心の癖」を直す

第4章 自分の感情を「優先する」小さなレッスン

第5章 あの人を手放す決意をする

第6章「御恨み張」に感情を吐き出す

第7章 感謝の気持ちを伝えて新たなスタートをきる

特徴としては、執着に関する説明だけでなく補足するための体験談がたくさん書かれていたり、読者の誰でもできるような、「執着を手放すためのワーク」も紹介されています。

また、活字だけでなく執着のチェックテストやイラスト、漫画なども豊富に盛り込まれており、とてもわかりやすい構成となっています。

『執着を手放して「幸せ」になる本』を読むメリット

この本を読むことでさまざまなメリットを得ることができます。

  1. 執着についてよくわかる
  2. さまざまな例を用いているので自分の状況と比較しやすい
  3. 実践できるワークが紹介されている

一つずつ解説していきましょう。

執着についてよくわかる

執着と言っても、さまざまな種類があります。

ものに対する執着、誰かとの関係性に対する執着、経験やトラウマに対する執着、ダメな自分への執着。

また、手放しかたもさまざまです。

ダメ男と付き合っていてなかなか別れられなくても、その執着はただ別れるだけで手放せるとは限りません。なぜなら、執着しているのは人やものなのではなく、それに映し出されている感情だからです。その感情を突き詰めていくと、また別の執着の存在がある可能性もあります。

人間の感情とは複雑なもので、自分一人では執着とどう向き合えば良いのかわからなくなってしまうことがあるかもしれません。

この本では、そんな執着について丸々一冊分かなり分かりやすく解説してくれています。

さまざまな例を用いているので自分の状況と比較しやすい

先ほども紹介した通り、執着にはさまざまなパターンがあります。

著者で心理カウンセラーでもある根本裕幸先生がこれまで導いてきたクライエントさんたちのパターンを用いて、さまざまな体験談を紹介してくれています。

その中であなたが共感できる例が見つかり、執着を克服した状態をイメージすることができれば、この本は執着を手放すための更に心強い味方になってくれるでしょう。

実践できるワークが紹介されている

この本では、執着を手放すためのワークについても豊富に紹介されています。

人によっては、長年苦しめられた執着を手放すのは簡単ではありません。

その感情に気づくところから、その感情に向き合い、新たなスタートをきるところまで解説されています。

どのように執着を解放すれば良いのか、とても具体的でわかりやすい方法が紹介されているので実践しやすいです。

特に第6章の御恨み帳の活用方法は、執着だけでなくさまざまな悩みを整理するためにとても効果的な方法だと感じました。

こんな人にオススメ!

この本は、以下に当てはまる人にはとてもおすすめしたいと思います。

『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』がおすすめな人

・トラウマを感じている人

・過去に囚われていると感じる人

・忘れられない過去がある人

・なにかに依存してしまっている人

・行動しようとしてもできない「なにか」がある人

まとめ

今回は、根本裕幸さんが書かれた『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』を紹介しました。

執着は、その人が気が付かないうちに、心から幸福感を奪います。

生きづらさを感じている場合は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

自分でも気が付かなかった執着に気がついたり、執着を克服する勇気を与えてくれるでしょう。

ちなみに200万冊以上の書籍が読み放題のKindle Unlimitedでも読めます。

~No Pasa Nada~

ノ パサ ナダ!

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