「他の人が当たり前にできていることができない」
「頑張っているのにうまくいかない」
「自分は社会不適合者かもしれない」
この記事を読んでくれている方の大半は、こう思ったことがあるかもしれません。
私もそうでした。
安心してください。
私からすると、あなたは社会不適合者ではありません。
この記事では、私がそう思う理由と、自分が社会不適合者だと感じてしまう場合の対策について解説しています。
ぜひ最後まで読んでみてください!
社会不適合者とは?
社会不適合者とは、最近は社不と略されることもあるみたいですが、実際にはどのような意味なのでしょうか。
個人的な感想にはなってしまいますが、私はこの「社会不適合者」という言葉自体があまり好きではありません。
たとえどんな外見、性格、考え方であったとしても、人はこの世に生まれてきた時点で完璧であり、生まれてきた時点で社会に受け入れられているからです。
それでも、世間は人間を社会に適合する人と適合しない人に分けて、それぞれの特徴をあげました。そして「社会不適合者」という単語を作り出しました。
そして、この記事を読んでいる方は、その「社会不適合者」の特徴に自分が当てはまっているのだと感じているかもしれません。
どんなにあなたが「社会不適合者」の特徴に当てはまっていたとしても、あなたが「社会に適合していない」と感じる必要はありません。
考え方を変えてみよう
この世には色々な人生や価値観があり、自分をすぐに社会不適合者だと決めつける必要はありません。
色んな人生がある
「大企業の正社員にならないと」
「良い大学にいかなければ」
「結婚して良い家庭を築かなければ」
周りの価値観に流されて、このようなことを思ってしまうことはないですか?
そして、それができない、もしくはやりたくない自分は社会不適合者だと自分を責めてしまってはいないでしょうか?
周囲に同じような境遇の人が多いと気付けないこともありますが、
この世には人の数だけ色んな生き方があります。
フリーランスで仕事をしている人もいれば、自給自足の生活をしている人もいます。
人それぞれ合った生き方、過ごし方があります。
周りがやっているから、やるべきだと言っているからといって、自分も同じ道を進む必要などありません。
周りの意見に左右されるのではなく、自分の理想の人生に沿って考えてみましょう。
色んな価値観がある
自分が社会不適合者だと思うのは、この社会が定めた理想の社会人のあり方に当てはまらないだけです。
例えば、あなたが残業をせずに仕事を残して定時に帰宅したとします。
周りは、あなたが責任感が無く社会人として失格だと非難するかもしれません。
では、他の国の残業事情を見てみましょう。
世界幸福度ランキング1位のフィンランドでは、定時が16時なのが一般的で、残業はほぼしません。
フィンランドでは、早く帰って家族やプライベートの時間を大切にするのが当たり前だからです。
そんな彼らは社会不適合者なのでしょうか?
少なくとも、彼らの国では社会不適合者だとはみなされないでしょう。むしろ残業をするほうが効率が悪く、仕事ができない人だと思われるそうです。
色々な価値観や考え方があることを知ることで、自分を社会不適合者だと断定することがなくなります。
自分に合った生き方を見つけるために
では、どうすれば自分を社会不適合者だと感じてしまう状況から抜け出せるのでしょうか。
その具体的な方法について解説します。
居場所を見つけよう
自分が社会不適合者だと感じるのは、今置かれている環境があなたに合っていないだけかもしれません。
それが職場であれ学校であれ、自分の行動や価値観が周りと違っていたら、自分だけ場違いなのではないかと感じてしまいますよね。
もし今の環境で居心地の悪さを感じているのであれば、思い切って環境を変えてみましょう。
私の場合は、人が集まるイベントごとが本当に苦手で、飲み会で上司にお酌したり、わざわざ挨拶するために席を移動したり、自分が幹事となって何かを計画したりすることがとてもストレスでした。
他の人からしたらとても些細な問題だと思うかもしれませんが、私にとっては仕事を辞める理由になるくらいやりたくないことでした。
そして、他の人が平気でできるそれらを苦痛に感じる自分は社会不適合者なのだと感じていました。
でも、それらをやらなくても良い環境があるのだとわかった瞬間、心がぐっと楽になりました。
今ではそういうイベントごとの心配をしなくても良い環境で働いており、もう自分を社会不適合者だとは思いません。
居場所は職場や学校だけだとは限りません。
あなたが今すぐに環境を変えられない状況にいるのであれば、別に自分の居場所を作りましょう。
家庭でも、習い事でも、クラブ活動でもなんでも大丈夫です。
ありのままで過ごせる居場所を持つことで、自分は社会に受け入れられているのだと感じることができます。
自分を責めるのはやめよう
どうしても自分を社会不適合者だと感じてしまう人は、そんな自分を受け入れてあげましょう。
受け入れる前に必ず知ってほしいことがあります。
それは、人はみんな違うということです。
外交的で人と交流するのが得意な人もいれば、内向的で人とコミュニケーションを取るのが苦手な人もいます。
自分と他の人を比較する必要はありません。なぜなら、人それぞれ違い、物事の得意不得意があるのが普通だからです。
仮に自分を社会不適合者だと呼ぶのであれば、その特徴はその人の個性です。
どちらがより優れているとかの話ではありません。
つまり、自分が仮に社会不適合者だとしても、何の問題も無いということです。
無理に自分を周りに合わせようとしなくても大丈夫です。
また、理想の人生を見つける方法について以下で詳しく解説しています。
まとめ
自分のことが社会不適合者だと感じてしまっているのは、自分の置かれている環境にただ合わないだけでそう勘違いしてしまっているだけかもしれません。
辛い環境にいると周りが見えなくなり、視野が狭くなってしまうものです。
無理に今の環境に合わせようとすると疲れてしまい、心の病気になってしまうことも少なくありません。
そうなる前に、自分らしく振る舞える環境を探しましょう。
一人で見つけるのが難しいと感じる場合は、コーチングサービスを利用するのもおすすめです。私が受講したキャリコーチングについてはこちらで詳しく解説しています。
職場や学校を変えるのが難しい場合は、他に居心地が良いと思える場所を作りましょう。
今すぐには難しいと思っても、それを探すのを諦めないでもらいたいなって思います。
~No Pasa Nada~
ノ パサ ナダ!
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