他人に優しく、自分にも優しく

自分らしく生きる

自分に厳しく、他人に優しく

このような言葉を聞いたことがあるかもしれません。

でも、自分に優しくない人が他人に優しくできるのでしょうか?

私の経験上ではそれは難しいです。

どんなに自分が無力で未熟だったとしても、ありのままの自分を認めてあげる。そうすることで、同じように不完全な他人のことも認めてあげられるようになります。

この記事では、他人に優しくするように自分に優しくすることのメリットと、自分に優しくなる方法についてご紹介します。

毎日を幸せに生きるためにはとても大切なことなので、ぜひ最後まで読んでみてください!

自分に優しくなれない理由

自分に優しくなれない原因は人によって色々あります。

それを変えるにはまず、なぜそうなってしまうのかを知ることが大切です。

完璧主義

自分に厳しい人によくあるのが高い理想を求めてしまうことです。

「何事も完璧にこなすべき」という信念があり、仕事でもプライベートでも、何事も完璧にこなそうとします。

そして、完璧を目指すあまり、自分の努力を認めることができません。

完璧な人間はいないので、うまくいかないことがあるのは普通のことです。

自分の限界を知り、自分に対して過剰な理想は求めないようにしましょう。

自己否定してしまう

自分に厳しい人は、うまくいかないことがあると「自分はだめな人間だ」と自分を責めてしまうことがあります。

失敗をすると落ち込んでしまいますが、失敗することは悪いことではありません。

その経験から何を学び、何を得られたかを考えて、次に活かすことに集中しましょう

自分を責め続けていては、成長する機会までも失ってしまいます。

自分に厳しくあるべきだと思っている

自分に厳しい人は、そうするのが当たり前だと思いこんでいることがあります。

過去の経験や生まれ育った環境から、自分に厳しくすることが当たり前なので、その思考を変えるという発想がありません。

自分に優しくするのは決して間違ったことではありません。

少しずつ、思考を変えるトレーニングをしていきましょう。

自分に優しくすることで、生きるのがぐっと楽になりますよ。

自分に優しくすること

真面目で責任感が強い人ほど、自分に厳しい傾向があります。

そのストイックさがモチベーションになる時もあります。

でも、この厳しさが度を超えてしまうと、だんだん自分のことを大切にできなくなってしまいます。

ネガティブに考える癖ができ、自分のことを肯定できなくなります。

他人にかける言葉で考えてみる

もしあなたの同僚や友人がなにか失敗をしてしまった時、どんな言葉をかけてあげたいですか?

A「どうしてこうできなかったんだ!次は失敗するなよ」

B「大丈夫だよ。今回の失敗を活かして次は頑張ろう!」

その人が自分にとって大切な人物であれば、Bの言葉をかけてあげたいと感じるでしょう。

Bの言葉にはその言葉を受取る側への応援の気持ちがこもっていますよね。

どちらも同じような意味のことを言っているのに、印象が全く違います。

自分自身にかける言葉も同じです。自分に優しくできないと、思考はどんどんネガティブな方向に進んでしまいます。

他人にかける言葉に愛情を込めるのと同じように、あなた自身へ向ける気持ちにも愛情を込めてあげましょう。

他人に優しくなれる

自分に優しくなれると他人にも優しくなれます。

なにかミスをしてしまった時、自分に厳しい人は自分を許せないかもしれません。

では、同じようなミスを犯した他人のことは許せるのでしょうか?

自分を許せる人間は他人も許せます。ミスを犯してしまうような自分を受け入れることが他人を受け入れることに繋がります。

ありのままの自分を認めて許してあげましょう。

自分に優しくなる方法

自分に厳しくすることを幼い頃から教えられていたり、その事自体を肯定的に捉える人にとっては、すぐには考え方を変えられないかもしれません。

自分に思いやりを持って接することを少しずつ習慣化していきましょう。

自分に優しい言葉をかけてあげる

なにか間違いを犯してしまった時、すぐに自分を責めるのではなく「大丈夫、たいしたことはない」と心のなかで優しく声をかけてあげましょう。

「理解することは許すこと」という言葉があります。

間違いを犯すたびに自分を責める必要はありません。

なぜミスを犯したのかをしっかり理解できれば、その決断がやむを得なかったと気づくこともあります。

自分を褒めてあげる

少しでもなにか成功したり良いことをした経験があったら「私はすごい」と褒めてあげましょう。

ここで大切なのは他人と比較しないことです。

人はみんな違う人間です。自分とまったく違う背景を持った他人と比較する必要はありません。

比較するのであれば、今の自分を過去の自分と比較しましょう

過去の自分よりも良くできたことがあれば成長できてるし、あまり変わっていなかったらどうすれば改善できるか考えることができます。

まとめ

自分に優しくすることは自分自身の健康と幸せには不可欠なことです。

他人に優しく、自分にも優しく

他人に優しくする前に、まずは自分を大切にしてあげましょう。

自分自身を愛することができれば、見える景色は必ず良い方向に変わります。

~No Pasa Nada~

ノ パサ ナダ!

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