【広島観光】平和を感じた旅 & 英語のメッセージ

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日本人であるからには一度広島に行ってみたい

かなり前から思っていたことですが、先日ようやくそれが実現しました。

ずっと訪れてみたかった広島県にある平和記念公園に行ってきました!
この旅は「平和」について、改めて考えるきっかけになった貴重な時間となりました。

この経験と一緒に、広島へ寄せられた海外の著名人のメッセージもご紹介しますので、ぜひ読んでみてください!

平和の街

初めて平和記念公園を訪れた時、真っ先に感じたことは緑が多く、とても穏やかで素敵な場所ということでした。

広島の復興計画には、市民たちの希望によって平和記念施設の建築を含めた「平和の街」が建設されました。
原爆によって大きな被害を被った広島。憎しみや怒りから復讐を考えても決しておかしくはありません。それでも、人々は「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という思いから、広島を新たな平和の象徴、希望の象徴として復活させました。

人々の平和を願う心が作り上げた場所。

そんな場所に訪れることができて、とても神聖な気持ちになりました。

原爆ドーム

存在はもちろん知ってはいましたが、ドームが近づいてくるにつれ、とても緊張したのを覚えています。

実際に目で見ることによって、原爆が投下されたことが空想ではなく、現実にこの国で起こったことだということを再認識させられました。

原爆ドームは言葉だけでは伝えきれない原爆の恐ろしさを教えてくれます。

広島平和記念資料館

入ってすぐに目に入るのが「被ばく前の広島」の街並みを映した写真です。そこにはあの原爆ドームもきれいな形で映っていました。

そして、次の部屋が「失われた人々の暮らし」。

印象に残ったのは「被ばく前の広島」と原子爆弾投下後の「被ばく後の広島」とを対比している写真でした。

「被ばく前の広島」はどこにでもあるような普通の街並み。しかし、「被ばく後の広島」にはそこにあったはずの街並みが、家が、木が、人々の日常がなくなっていました。

いつもと同じ日常が続くとなんの疑いもなく思っていた人たちに突然降りかかった災難。

私たちが想像もできないようなことが起こっていた事実に衝撃を受けました。

「この体験を無駄にはしない」「同じことを繰り返してはいけない」という思いが強く伝わってきました。

平和記念公園

資料館を出てからの公園の光景はまた違って見えました。

そこには資料館で見たような残酷な光景はありませんでした。

よく晴れた青空、緑がいっぱいの公園、たくさんの外国人観光客、笑顔、たくさんの折り鶴、お祈りをしている様々な国の人たち。

それはまさに「平和」そのものでした。

広島の人々がこの光景を思いながらこの平和記念公園を作ったのかと思うと胸がいっぱいになります。

著名人のメッセージ

ここからは、広島平和記念資料館を訪れた海外の著名人たちのメッセージをいくつかご紹介します!

マザー・テレサ

Let us love one another as God loves each one of us, so that the terrible evil that had brought so much suffering to Hiroshima will never happen again. Let us remember, works of love and prayer are works of peace. God bless you.

 Mother Teresa
日本語訳

広島に多大な苦痛をもたらした恐るべき罪悪が二度と起こらないよう、神がわれわれ一人ひとりを愛するように互いに愛し合いましょう。
愛と祈りの行為が平和の行為であることを忘れないようにしましょう。

ジミーカーター

This memorial must be a constant and permanent reminder for all peoople to work for peace and better understanding.

 Jimmy Carter
日本語訳

この記念館は、すべての人々が平和とより良い理解に向けて努力することを絶えることなく
永遠に思い起こさせるものでなければならない。

ローマ皇帝フランシスコ

I have come as a pilgrim of peace, to grieve in solidarity with all who suffered injury and death on that terrible day in the history of this land. I pray that the God of life will convert hears to peace, reconciliation and fraternal love.

 Pope Francis
日本語訳

わたしは平和の巡礼者として、この地の歴史の中にあるあの悲惨な日に、傷と死を被ったすべての人との連帯をもって悼むために参りました。
いのちの神が、(私たちの)心を、平和と、和解と、兄弟愛へと変えてくださるよう祈ります。

バラック・オバマ

The world was forever changed here, but today the children of his city will go through their day in peace. What a precious thing that is.
It is worth protecting and then extending to every child.
That is a future we can choose, a future in chich Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

 Barack Obama
日本語訳

世界はここで、永遠に変わってしまいました。
しかし今日、この街の子どもたちは平和に暮らしています。なんて尊いことでしょうか。
それは守り、すべての子どもたちに与える価値のあるものです。
それは私たちが選ぶことのできる未来です。広島と長崎が「核戦争の夜明け」ではなく、私たちが道徳的に目覚めることの始まりとして知られるような未来なのです。

最後に

広島旅行は私にとっては何気ない毎日の幸せをかみしめた旅になりました。

多くの人たちが命を懸けて作り上げた「平和記念都市」。
そこに今、足を運べることはとても幸福なことです。

私は来て本当に良かったと思っています。
そして同じようにすべての人に一度訪れてみてほしい場所です。

広島を訪れた際にはぜひ平和記念公園に行ってみてください!

~No Pasa Nada~

ノ パサ ナダ!

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