コミュ障だったら聞き上手になろう

仕事について

「話すのが上手じゃないから人間関係がうまくいかない」
「コミュ障な自分が嫌」

こう感じることはないでしょうか?

私が今まで約30年間生きてきた中で、感じたことがあります。それは、人は他人にあまり興味がないということです。

会話をする中で多くの人が喜びを感じるのは自分の話を聞いてもらっているときです。

もしあなたが話すことに自信がなくても、聞くことの才能は持ち合わせているかもしれません。「聞く力」を鍛えることで、苦手だと感じるコミュニケーションも多少なりとも自信が持てるようになります。

この記事では、コミュニケーションが苦手な人ほど聞き上手になるべきメリットと、聞き上手になる方法について解説していきます。

コミュニケーションを磨いて誰にでも好かれる人間を目指すべきだというわけではありません。ただ、人と話すことに苦手意識がある人が、その場をうまく乗り切るための一つの知恵として覚えておいてもらえたらいいなって思います!

聞き上手な人とは?

聞き上手とはどのような人を指しているのでしょうか?

聞き上手とは?

聞き上手とは、相手の話にしっかりと耳を傾け、共感を示しながら適切な受け答えができる人を指します。

出典:バイトル

「傾聴力」や「聞く力」がある人とも呼ぶことができます。

実はこの「聞く力」は「話す力」以上に大切だと言われています。

聞き上手になるメリット

聞き上手になることで、様々なメリットがあります。いくつか上げていきます。

喜んでもらえる

聞き上手になると、他人に喜んでもらえます。

一緒にいると安心する人を思い浮かべてみてください。話を聞いてくれる人は信頼されやすいので、話していて心地いいと思ってもらえます。

自分と話す人が笑顔でいたり楽しそうにしていると、こちらも嬉しくなりますよね。聞き上手になると、自分にとっても相手にとっても充実した時間を過ごせるようになります。

人と関わることが少し楽になるかもしれません。

視野が広がる

他の人の話を聞くことで、自分の視野が広がります。

他人と関わるうえで、自分以外の人がどのように考え、どんな意見を持っているのかを知ることはとても大切です。

「あの人に話しても聞いてくれない」「話しても無駄」だと思われていたら、話を聞く機会を失ってしまうかもしれません。逆に「あの人には話す価値がある」と思ってもらえると、いろいろな考えをシェアしてくれるかもしれません。

他人の話を聞くことは自分自身の学びにも繋がります。

就職・転職活動でアピールできる

聞き上手な人は、就職・転職活動において大きなアピール材料を持っています。

上で書いたように「聞く力」は「話す力」よりも大切で、仕事をするうえでは欠かせない能力です。

特に「聞く力」が重視される仕事には以下のようなものがあります。

営業職
心理カウンセラー
コンサルタント
販売職
システムエンジニア
キャリアアドバイザー

これらのお仕事に就いている、もしくは興味がある方はぜひ「聞く力」を磨いてください。

間違いなく、目標を叶えるための力となってくれますよ。

聞き上手になる方法

「聞く力」は鍛えることができます。ここから、は聞き上手になる方法についていくつか解説していきます。

ちなみに、楽しい会話を生み出す方法については以下の記事で詳しく説明しています。ぜひ合わせて読んでみてください!

最後まで話を聞く

相手が話をしていたら、それを最後まで聞くことが大切です。

途中からどんなに自分の話したいことが出てきても、話をさえぎらないようにしましょう。どうしても伝えたいことがあれば、相手の話が終わるまで我慢する習慣をつけると良いと思います。

相手に興味を持つ

相手に安心して喋ってもらうためには相手に興味を持ち、知ろうとすることが大切です。

ただ黙って聞いているだけだと、相手もちゃんと聞いているかどうか不安になります。

相手の話を聞きながら、相槌や質問をしてみましょう。これらの行動をすることで、自分がちゃんと相手の話を聞いていることを分かってもらえます。

また、無理やり自分のことや自分の話したい話題に持っていくことはあまり良いことではありません。相手が喋っているときには相手の話題に集中しましょう。

メモを取る

相手の言っていることがすぐには整理ができないことがありませんか?

話が長かったり難しかったりして、集中しようとしても頭に入ってこないことがあるかもしれません。

そんな時は、メモを取ることをおすすめします。

人間の脳が覚えられる容量は限られています。その容量を超えてしまうと、キャパオーバーとなって途中から話がよくわからなくなってしまうのです。

相手が言った内容をメモに書くことで、前の話の内容を覚える心配がなくなり、考えるための脳の容量を確保することができます。

自分の価値観に固着しない

色々な人と話をしていると、自分とは違った考え方や意見があることに気づきます。その事実をまずは認めることが大事です。

どんなに自分の価値観と違った応えが返ってきても、否定から入らないようにしましょう。自分の主張を押し付けるのではなく、相手の考えを尊重して共感することです。

相手との関係性や場の雰囲気、必要性に応じて自分の意見を伝えてもいいかもしれません。

まとめ

誰かと話していて「この人つまらないな」とは思われたくないですよね。

誰かと有意義な会話をするために楽しい話題を探したり、無理に明るく振る舞う必要はありません。聞き上手になるだけで、相手にも自分にとっても充実した時間が過ごせるようになります。

聞き上手になる秘訣について、もっと詳しく知りたい方は以下の本をチェックしてみてください!

↑こちらはプロのインタビュアーである佐藤智子さんが執筆された本です。

たくさんの有名人をインタビューしてきた中で経験した、相手に心地よく話してもらう方法が書かれています。具体的なエピソードもたくさん含まれており、とても説得力のある内容となっています。

↑こちらは人間関係のエキスパートと言われている心理カウンセラー、レス・ギブリンが著者の本です。人間の本質を捉え、「聞き上手になる」ことが人間関係の向上につながる行動の一つであることをわかりやすく解説しています。

「聞く力」は意識することで鍛えることができます。

聞き上手になることで、人との関わりがより楽しく感じられるようになりますよ!

~No Pasa Nada~

ノ パサ ナダ!

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