自分から心を開くこと

仕事について

新しい環境に身を置くとき。

周りは知らない人ばかりで、心細く感じることがあるのではないでしょうか。

私は3回転職しているし、今は派遣社員として仕事しているので、派遣先が変わるたびに職場や人間関係もリセットされます。

職場でも学校でも、最初はなかなか打ち解けられない、話しかけてもらえない、と孤独を感じることがあると思います。

そんなときこそ、まずは「自分から心を開く」ことが大事です。心を開くことで、周りの打ち解けられるだけでなく、自分自身をより自由に表現できるようになります。

心を開くとは?

心を開くとは、辞書で調べると「本心を明らかにする」「心の奥底を打ち明ける」というような意味があります。

また、他人と打ち解けるという意味で使うこともあります。

業務的な会話しかしていないと、人とすぐに打ち解けるのは難しいかもしれません。自分自身を表現することで相手の警戒心が薄れ、より親近感を感じて距離を縮めることができます。

身構えることなく、「ありのまま」の自分を出せることが大切です。

なぜ心を開けないのか?

他人に心を開くためには、まずはそれができない原因を理解しましょう。

原因を知ることができれば、どんな対策をとれば解決につながるか考えることができます。

自分に自信がない

自分に自信がない人は他人に心を開くのが苦手です。

ありのままの自分を知られることで、嫌われてしまうのではないかと思ってしまいます。

また、自分のことを好きになれない場合も「自分のことを知られたくない」「自分をさらけ出すのが恥ずかしい」と他人に本性を出すことに臆病になってしまいます。

過去のトラウマ

過去のトラウマから心を開けないこともあります。

過去にありのままの自分をさらけ出したことで人に否定された経験があると、「また同じことが起こってしまうかもしれない」と考えてしまうかもしれません。

そうなると、心を開くことに対して不安を感じてしまいます。

また、過去に他人に裏切られたなどの辛い経験をした時には他人を信頼できなくなる原因にもなります。

気を使いすぎる

他人に気を使うクセが付いていると、なかなか他人に心を開けないかもしれません。

「忙しいかもしれない」「話しかけると迷惑かもしれない」と考えすぎてはいませんか?

ある程度の気遣いは大切ですが、必要以上に気を使うと相手も壁を感じてしまいます。余計に距離ができてしまい、打ち解けた関係を築けないかもしれません。

心を開く方法

では、どうすれば他人に心を開けるのでしょうか。

自分にでもできそうなものからやってみましょう。

自分から挨拶

これは一番ハードルが低い方法ではないでしょうか。

他人に話しかけるには話す内容が必要だけど、挨拶は普段から誰でも当たり前のようにする行為です。

迷惑だと思う人はめったにいないでしょう。

心を開く第一歩として、ぜひ積極的に挨拶をしましょう。

自分から話しかける

自分から人に話しかけるのは最初は難しいかもしれません。でも、相手から話しかけられるのを待っていても距離はなかなか縮まらないかも。

誰にでも話しかける必要はありません。気が合わなさそう、話しかけづらい雰囲気だと感じたら無理に話す必要はないです。

まずは気が合いそうな人を見つけましょう。

最初は少し勇気がいるかも知れませんが、思い切って話しかけて見てください。自分から話しかけることで、相手も自分のことを気にかけてくれるようになります。

相手を信頼する

自分に自信がないあまりに「自分に話しかけられて迷惑じゃないだろうか」などと思ってしまうことがありませんか?

人は話しかけられると嬉しいものです。

どうしても踏み出せない場合は「自分が相手の立場だったら、話しかけられてどう思う?」と考えてみましょう。

他人は自分が思うよりも深く考えていません。誰かに話しかけられて迷惑だと感じる人はあまりいないと思います。

相手のことを信頼できないと、それは相手にも伝わってしまうものです。まずは相手が友好的に接してくれると信じてみましょう。

笑顔で接する

どんな時でも、話す相手が怖い顔をしていると緊張すると思います。

逆に相手が笑顔だと、この人は安全、安心だと思ってもらえます。

誰かと接するときには、できるだけ笑顔になることを心がけましょう。

そうすることで、たとえ挨拶のみを交わすような関係性でも「あの人は話しかけやすい」と周りに思ってもらえるようになりますよ。

リラックスする

誰かと会話をする時は、焦らずにリラックスした姿勢を見せるのがいいと思います。

何かをこちらから問いかけた場合は落ち着いて相手の話を聞きましょう。

相手の言っていることがすぐに理解できなかったとしても、焦る必要はありません。素直に聞き返しても大丈夫です。相手も自分の話に興味を持ってくれていると感じます。

リラックスした姿を見せることで、相手も「心を開いてくれている」と感じて距離が縮まります。

根気強く待つこと

誰かとすぐに仲良くなれる人もいれば、時間をかけてゆっくりと人との距離を縮める人もいます。私は後者です。

最初は緊張したり、孤独を感じることがあるかもしれません。

一緒の空間にいるだけで、自然に仲間意識が芽生えてきます。時間をかけながら、お互いの性格や行動を少しずつ理解できるようになります。

自分から心を開いて、根気強く待ちましょう。

まとめ

相手からの行動を待っていても何も変わりません。自分から行動することが大切です。

心を開ける相手がいるというのは嬉しいものです。最初は難しいと感じるかもしれませんが、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。

ありのままをさらけ出すことができれば、自己肯定感が高まり、より人生を楽しく過ごすことができますよ。

~No Pasa Nada~

ノ パサ ナダ!

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